「友達が持ってきた箱を開けた夜、Mの鼻から血が止まらなくなった」──コトリバコと呼ばれる呪具の話
2005年、オカルト板に投下された一つのスレが伝説になった。島根の山村に伝わる呪具「コトリバコ」。あの夜、何が起きたのか。
1: 名無しさん@神社の息子の友人 2005/06/12(日) 01:18:33
Mは中学からの友達で、実家が島根のそこそこ大きい神社の家系だった。 俺自身は霊感とかまったくない人間なんだけど、先々月にちょっと洒落にならない事が あったので書きにきた。Mと、Mの彼女Kと、遅れてきたSちゃんの許可は取ってある。
長文になると思う。文才もないので読みにくいかもしれない、許してください。
まず登場人物を整理する。 俺=Aとする。霊感なし。まとめサイトは見る側の人間。 M=中学からの友達。神社の息子。霊感あり。普段は普通の会社員。 K=Mの彼女。俺らのグループとも仲がいい。 Sちゃん=Kの幼馴染の女の子。来週実家の納屋を解体するとかで片付けをしてた。
その日は土曜で、いつものメンバーで俺の家に集まって宅飲みする予定だった。 M、Kが先に来てて、ピザ頼んだ直後くらいにSちゃんから電話があった。
S「ごめん、ちょっと遅れる。納屋の掃除してたら面白いもの見つけちゃって。 Aくんってパズル得意だったよね?持ってくね~」
そのときは「何持ってくるんだろうな」くらいにしか思わなかった。
3: 名無しさん 2005/06/12(日) 01:22:07
お、なんか来たぞ wktk
5: 名無しさん 2005/06/12(日) 01:24:41
1 納屋から出てきたもの…嫌な予感しかしないんだが
7: 名無しさん 2005/06/12(日) 01:26:55
kwsk
10: 名無しさん@神社の息子の友人 2005/06/12(日) 01:34:22
5 その嫌な予感は正しかった。
40分くらい経って、Sちゃんの車が敷地に入った。 俺は台所でピザの皿を出してたんだけど、リビングにいたMが急に立ち上がる気配がした。 戻ってみたらMの顔色が完全に変わってた。 普段ヘラヘラしてる奴なのに、唇が真っ白で。
M「やべぇ。これやべぇ。やべ……どうしよ。父ちゃん今日留守だよ」
まだSちゃんは車から降りたくらいで、玄関にも来てない。 窓越しにSちゃんが車のトランクから何か取り出してるのが見えただけ。 なのにMは額に脂汗かいてる。
俺「え、何。どしたM」 M「あいつ…Sちゃんよ……何持ってきたん?マジで何持ってきたん?」
Kが玄関を開けた。Sちゃんがニコニコしながら入ってきた。 両手で抱えてたのは、木の箱だった。大きさはティッシュ箱よりちょっと小さいくらい。 黒ずんだ木で、角が丸くなってて、かなり古いものだと一目でわかった。 何というか……湿った土の匂いがした。線香とも違う。地下室のような、鉄っぽい匂い。
S「じゃーん。これ、めっちゃ複雑な組み木になってて開かないの。 Aくん解いてよ~」
Mがその箱を見た瞬間、鼻血を出した。 ぼたぼたって感じじゃなく、すーっと一筋、左の鼻から垂れた。 M自身は気づいてなかった。Kが「ちょっ、M鼻血!」って叫んで初めて気づいた感じ。
12: 名無しさん 2005/06/12(日) 01:37:18
(((((( ;゜Д゜))))))
14: 名無しさん 2005/06/12(日) 01:38:52
組み木の箱って……コトリバコ系じゃねえのかこれ
15: 名無しさん 2005/06/12(日) 01:39:30
10 鼻血ってマジか。写真うpできる?
17: 名無しさん@神社の息子の友人 2005/06/12(日) 01:47:09
14 後で調べて俺もそう思った。でもこの時点では誰もその名前を知らなかった。 15 写真は撮ってない。そんな余裕なかったし、俺の携帯ガラケーだし。
続き書く。
Mが鼻血を拭きながら、Sちゃんに聞いた。声が低くて、普段と全然違った。
M「Sちゃんよ……それどこから出てきたん?」 S「だから納屋。来週解体するんで家族で片付けしてたら、床板の裏に隙間があって、 その奥にあったの。お父さんも知らなかったみたいで」 M「それ、家の誰かが開けようとした?」 S「お母さんがちょっとやってみたけど、全然開かなくて」
Mの顔がさらに白くなった。
M「お母さん……今、体調どう?」 S「え?普通だけど」 M「…………」
Mは俺を台所に引っ張っていった。
M「A、あの箱、絶対開けるな。触るな。つーかSちゃんにも触らせるな」 俺「は?何で」 M「うまく言えんけど、あれはヤバイ。俺が見た中で一番ヤバイ。 父ちゃんに連絡してみる。父ちゃんなら分かるかもしれん」
Mは携帯で実家の神社に電話し始めた。けど出ない。 留守電に「父ちゃん、至急電話くれ。ホントに急ぎ」って入れてた。
19: 名無しさん 2005/06/12(日) 01:50:44
うわあ……これ系の話リアルタイムで追うの初めてだ
20: 名無しさん 2005/06/12(日) 01:51:13
釣りだろ。組み木の箱+神社の息子って出来すぎ
21: 名無しさん 2005/06/12(日) 01:52:02
20 まあ聞こうぜ。真偽は後で判断すりゃいい
23: 名無しさん 2005/06/12(日) 01:55:18
横からすまん。うちの婆ちゃんが山陰出身なんだけど、 子供の頃「箱を開けちゃいかん」って何度も言われたことがある。 それが何の箱かは教えてくれなかった。「知らん方がいい」って。
1 の話、地域どの辺?島根のどこかだけでも教えてくれないか
25: 名無しさん@神社の息子の友人 2005/06/12(日) 02:03:55
20 釣りじゃないです。信じてもらえなくてもいいけど書かせてくれ。 23 具体的な地名は勘弁してほしい。Sちゃんの実家がバレるので。 島根の山間部とだけ。
続き。
結局その夜、Mの父ちゃん(神主)には繋がらなかった。 Mは箱をリビングに置いたまま、新聞紙をかけて「絶対触るな」と全員に言った。 宅飲みどころじゃなくなった。ピザは冷めた。
空気が重かった。物理的に。 エアコンつけてたのに、箱がある部屋だけ温度が低い気がした。 Kが「寒くない?」って言って、Sちゃんも頷いた。 俺は霊感ないから分からなかったけど、確かに肌が粟立ってた。
あと、匂い。さっきの湿った土の匂いが、だんだん強くなってる気がした。 鉄錆みたいな。古い血の匂いに近い、って言ったらKが泣きそうな顔をした。
夜中の2時過ぎ。全員リビングにいたんだけど、誰も寝れない。 Mだけが箱の前に座って、じっと見てた。触らずに。 そのMの背中が、ときどきびくっと震えるのが分かった。
Sちゃんが小声で俺に聞いた。
S「……私、何かまずいもの持ってきちゃった?」 俺「分からん。でもMがあそこまで言うのは初めて見た」 S「…………ごめん」
午前3時。Mの携帯が鳴った。父ちゃんからだった。 Mはすぐ出て、早口で状況を説明した。
電話越しに、Mの父ちゃんの声が聞こえた。普段は穏やかな人なのに 怒鳴ってた。「触ったのか!?」って。 Mが「Sちゃんとそのお母さんが」って答えた瞬間、 電話の向こうが数秒沈黙した。
その沈黙が一番怖かった。
Photo by Peter Herrmann on Unsplash
27: 名無しさん 2005/06/12(日) 02:06:12
((;゜Д゜))ガクガクブルブル 神主の沈黙って……それ一番あかんやつ
28: 名無しさん 2005/06/12(日) 02:07:03
1 生きてるか?
29: 名無しさん 2005/06/12(日) 02:08:44
保守 sage
31: 名無しさん@神社の息子の友人 2005/06/12(日) 02:18:33
28 生きてる。すまん、ちょっと手が震えてタイプ遅い。
Mの父ちゃんとの電話は30分くらい続いた。 Mは途中からメモを取り始めて、電話が終わった後、俺らに説明してくれた。
以下、Mから聞いた話をそのまま書く。 Mの言い方のままだから、方言とか混じると思う。
M「父ちゃんが言うには、あれは『ことりばこ』って呼ばれるものかもしれんと。 山陰の一部の集落で、昔、作られとった呪いの箱。 中に……入っとるのは、子供の。えーと……間引きされた子供の体の一部を 使って作るらしい。それを組み木にして封じ込めるんだと」
Kが口を押さえた。Sちゃんは固まったまま動かなかった。
M「何のためかって言うと、呪いたい家……特に、 そこの家の女に効く呪具なんだと。子供を産める女に。 持ってる家の女が触ると、腹痛、吐血、最悪の場合は……」
そこでMは言葉を切った。
俺「最悪って何だよ」 M「……死ぬ」
全員黙った。
Sちゃんとそのお母さんは、両方とも触ってる。
Photo by Samuel Berner on Unsplash
33: 名無しさん 2005/06/12(日) 02:21:55
ヤバいヤバいヤバい Sちゃんのお母さん大丈夫なのかよ
34: 名無しさん 2005/06/12(日) 02:22:30
これマトメサイトに乗るレベルだろ
35: 名無しさん 2005/06/12(日) 02:23:09
マジレスすると、「ことりばこ」って言葉自体は聞いたことある。 「子取り箱」の意味で、被差別部落の歴史と絡む話がある。 作り方にも段階があって、中に入れる子供の数で呼び名が変わるとかなんとか。 一つ…イッポウ、二つ…ニホウ、三つ…サンポウ……みたいに。 数が多いほど強力で、八つ入ってるやつが最凶って話
36: 名無しさん 2005/06/12(日) 02:24:18
35 民俗学ニキ降臨
38: 名無しさん 2005/06/12(日) 02:25:44
マジレスすると組み木細工なんて山陰にいくらでもあるし 古い木箱=呪物ってのは飛躍しすぎじゃね (´・ω・`)つ病院
📺 関連映像: コトリバコ 呪物 怪談 まとめ — YouTube で検索
40: 名無しさん@神社の息子の友人 2005/06/12(日) 02:38:07
35 そう。Mの父ちゃんも同じことを言ってた。 数で呼び名が変わるって。ただ、あの箱が何ポウなのかは 開けないと分からないし、開けたら終わりだと。
38 俺もそう思いたい。ホントに。
その夜のうちにMの父ちゃんから指示が出た。
一、箱には絶対触れるな。 二、Sちゃんは今夜中に実家に戻って、お母さんの様子を確認しろ。 三、箱は俺の家に置いたまま、明日の朝まで待て。 父ちゃんが知り合いの寺(浄土宗)に連絡を取る。
Sちゃんは泣きながら帰った。 Kも帰った。Mだけが残って、朝まで箱の前に座ってた。 俺は隣の部屋で横になったけど、一睡もできなかった。
夜中の4時くらい。リビングから、きしむような音がした。 ぎし、ぎし、って。古い木が軋む音。 Mに聞いたら「箱が鳴ってる」って言った。表情がなかった。
匂いはもう部屋中に充満してた。鉄と土と、何か甘ったるい腐敗臭。 窓を開けても消えなかった。
42: 名無しさん 2005/06/12(日) 02:41:11
Σ(゜Д゜) 箱が鳴る……
1 おい、お前は大丈夫なのか。男には効かないって話もあるけど
43: 名無しさん 2005/06/12(日) 02:42:55
俺もう寝れんわ (((((( ;゜Д゜))))))
44: 名無しさん 2005/06/12(日) 02:44:30
うちの地元(鳥取の山間部)にも似た話あるわ。 「はこ」とは呼ばないんだけど、「つつみ」って呼ばれてた。 蔵から出てきた布の包みを開けたらえらいことになった、って話を じいちゃんから聞いたことがある。中身は聞けなかった
46: 名無しさん@神社の息子の友人 2005/06/12(日) 03:12:08
42 俺は男だから直接は効かないと、Mの父ちゃんも言ってた。 ただ「持ち主の家の女全員に行く」から、俺に彼女や嫁がいたらヤバかったと。 当時独り身で良かったと心底思った。
翌朝の話を書く。
朝8時にMの父ちゃんから電話が来た。 知り合いの寺の住職が来てくれることになったと。 昼過ぎに住職が俺の家に来た。60代くらいの穏やかな人。 けど箱を見た瞬間、顔つきが変わった。
住職「これは……かなり古いですね。江戸の末くらいかもしれん」
住職は箱に直接触れず、白い布の上に置き直して、何か(お経だと思う)を 小声で唱え始めた。30分くらいやってた。
その後、住職が言ったこと。
「この箱は私では手に負えません。しかるべき場所に納めないといけない。 幸い、そういう物を引き受けてくれる寺がいくつかある。 ただ、触った女性の方には、念のためお祓いを受けていただきたい」
Sちゃんとお母さんは翌週、Mの実家の神社でお祓いを受けた。 箱は住職が持ち帰って、別の寺に納めたと聞いた。どこの寺かは教えてもらえなかった。
48: 名無しさん 2005/06/12(日) 03:15:22
乙乙 で、Sちゃんとお母さんはその後大丈夫だったの?
50: 名無しさん 2005/06/12(日) 03:17:44
46 江戸末期って……150年以上前のものかよ それが今まで納屋の床下にあったのか
52: 名無しさん@神社の息子の友人 2005/06/12(日) 03:25:33
48 Sちゃんは、お祓いの翌日に高熱を出した。39度超え。3日で下がった。 お母さんの方は……実はもっと酷くて。 お祓いの当日に腹痛で倒れて、救急車で運ばれた。 病院では「原因不明」と言われたらしい。 1週間入院して、退院した後も半年くらい体調が戻らなかったと聞いてる。
俺がこの話を書こうと思ったのは、先月Sちゃんに会った時に 「お母さん、最近やっと元気になった」って聞いたから。 あれから丸一年近く経って、やっと。
Mに「これ書いていいか」って聞いたら 「地名と名前は伏せろ。あと、作り方は絶対書くな」って言われた。 だから俺もそこは書かない。
アレが何だったのか、正確なところは俺には分からない。 コトリバコっていう名前が合ってるのかも分からない。 ただ、あの夜の匂いと、Mの背中の震えと、箱が軋む音は 一生忘れないと思う。
長文になってすみませんでした。読んでくれた人ありがとう。
Photo by Cansu Sarp on Unsplash
53: 名無しさん 2005/06/12(日) 03:27:02
1 乙。GJ。 Sちゃんのお母さん回復してよかった……
54: 名無しさん 2005/06/12(日) 03:28:15
これ釣りだとしても文章力あるから読ませるな
55: 名無しさん 2005/06/12(日) 03:29:44
52 作り方を書かないのは正解。 つーかここ見て真似する馬鹿が出たら洒落にならん
57: 名無しさん 2005/06/12(日) 03:33:18
35 の補足。 ことりばこの「ことり」は「子取り」で、間引きされた子の霊を 箱に閉じ込めるのが原理とされてる。呪い返しとも違う、 もっと根源的な怨念の器。 被差別部落の歴史と深く結びついてるから、地元の人は今でも口にしない。 島根・鳥取の山間部には実際にこの手の伝承が残ってる地域がある。 ただし「実物が現存する」って報告はほぼ聞いたことない。 1 の話がホントなら、かなり貴重な(そして危険な)事例
58: 名無しさん 2005/06/12(日) 03:34:55
( ;゜Д゜)
60: 名無しさん 2005/06/12(日) 03:40:22
1 その後、Mは元気にしてる? 霊感ある人間がモロに受けると長引くって聞くけど
62: 名無しさん@神社の息子の友人 2005/06/12(日) 03:48:11
60 Mは……正直、完全には元に戻ってない気がする。 前より寡黙になった。飲みの席でも急に黙ることがある。 一回だけ聞いたら「あの箱の中に、何かがいた。それがまだ時々見える」って言ってた。 俺にはどうしてやることもできない。
これ以降はもう書かないことにする。 Mの父ちゃんにも「あまり広めるな」と言われてるので。 皆さんありがとうございました。
63: 名無しさん 2005/06/12(日) 03:50:09
1 ……乙 Mさんの無事を祈る (´;ω;`)
64: 名無しさん 2005/06/12(日) 03:51:33
1 お疲れ。dat 落ちする前に保存しといた
65: 名無しさん 2005/06/12(日) 03:53:48
62 「何かがいた。それがまだ時々見える」
俺もう今日寝れんわ (((((( ;゜Д゜))))))
66: 名無しさん 2005/06/12(日) 04:02:17
(´・ω・`) >>1 無事を祈る。Mも、Sちゃんも、Sちゃんのお母さんも。
Photo by inti albuquerque on Unsplash
もっと深く知りたい人向け。
このスレで語られた「ことりばこ」の背景にある山陰地方の民俗信仰や間引きの歴史については、松谷みよ子『現代民話考』(筑摩書房)が一級の資料になる。全国の口承怪談を丹念に蒐集したもので、子供に関わる禁忌の話が数多く収録されている。糸柳寿昭『忌み地 怪談社奇聞録』(竹書房文庫)は実際に「いわくつきの土地」を訪ねたルポ的怪談集で、呪物に触れた人間のその後を追う話もある。宮田登『日本の民俗信仰』(講談社学術文庫)は呪術・禁忌・ケガレの構造を学問的に整理した基本書。郷内心瞳『拝み屋怪談 怪談社奇聞録』(竹書房文庫)は拝み屋(民間霊能者)の視点から呪物や祓いの現場を描いていて、このスレの住職のくだりに近い空気感がある。
本記事は世界各地の伝承・都市伝説・公開報道を編集したものです。個別の事象が超常現象であると主張するものではなく、文化史的な記録としてお読みください。心霊スポットへの無断侵入は法的トラブルの原因になります。立入禁止表示には必ず従ってください。
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現代民話考
松谷みよ子 / 筑摩書房
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忌み地 怪談社奇聞録
糸柳寿昭 / 竹書房文庫
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日本の民俗信仰
宮田登 / 講談社学術文庫
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拝み屋怪談 怪談社奇聞録
郷内心瞳 / 竹書房文庫
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