
都市伝説
毎晩ひとりずつ増えていく干潟の人影──叔母の家で過ごした夏の話
亡き叔母の海辺の家に泊まった夜ごと、干潟に立つ人影が一体ずつ増えていく。最後の夜、もっとも近い影がこちらを向いていた。

亡き叔母の海辺の家に泊まった夜ごと、干潟に立つ人影が一体ずつ増えていく。最後の夜、もっとも近い影がこちらを向いていた。

ダムに沈んだ村の跡地で深夜清掃をする七十代の女性が、封じられた井戸の底に見たものとは。時空のねじれが残す静かな余韻。
秋田の祖父の家で過ごした夏休み、兄が田んぼの向こうに「白いくねくね」を見た。祖父が言った「考えるな」の意味とは。
四国の山奥に伝わる「夜行さん」。深夜に出歩く者を攫うとされる存在の目撃談がオカ板に投下され、スレは騒然となった。
姉が連れてきた婚約者の実家を調べると、地図にない集落名が出てきた。戸籍、風習、そして母の異常な反応。スレ民の考察が止まらない。
2008年、オカ板に投下された「八尺様」スレ。あの夜、投稿者は本当に何を見たのか。当時の空気ごと再現する。
2004年、深夜の電車で眠り込んだ女性が辿り着いた「きさらぎ駅」。実況スレはそのまま途絶えた。当時のオカ板の空気ごと再現する。
大正初期、京橋の書画屋三階で開かれた怪談会。正体不明の男が語った幕末の志士の最期、そして消えた後に残った潮の匂いの意味とは。