祖母の村では「カンノン様」の話をすると大人が本気で黙った──俺が見た山奥の祠の話
祖母の村に祀られていた「カンノン様」。大人たちが頑なに隠す仏様の正体を探るうち、投稿者は取り返しのつかない場所に踏み込んでいた。
1: 名無しさん@ばあちゃんの村 2009/07/19(日) 23:42:18
M県の山奥にある祖母の村で起きた話を書きにきた。
俺は今26で、ばあちゃんが去年亡くなってから初めてこの話を人に言う。 ばあちゃんが生きてる間は絶対に誰にも言うなって言われてたから。 正確には「言うな」じゃなくて「言ったらカンノン様に連れてかれる」だった。
長くなると思う。文才ないんで読みにくいかもしれないけど許してください。 先に言っとくと、俺は霊感とかゼロの人間です。金縛りすら経験ない。 でもあの時、あの祠の前で見たものだけは、20年近く経った今も説明がつかない。
まず登場人物を整理する。 俺=書いてる本人。当時小学3年。 ばあちゃん=母方の祖母。M県の山奥の集落に一人暮らし。 Yじいちゃん=集落の長老的な人。ばあちゃんの幼馴染。 従兄のT=俺より4つ上。当時中1。生意気だけど頼りになる奴だった。
時期は1993年の夏休み。俺と従兄のTが、ばあちゃんの家に泊まりに行った時の話。
3: 名無しさん 2009/07/19(日) 23:45:02
M県ってどこだよ kwsk
5: 名無しさん 2009/07/19(日) 23:46:33
1 乙 93年の夏ってことは16年前か。よく覚えてるな
7: 名無しさん@ばあちゃんの村 2009/07/19(日) 23:51:47
3 特定されると困るんで県名は伏せさせてくれ。東北のどっかとだけ。 集落の戸数は当時で12軒くらい。今はもう5軒しか残ってないらしい。
5 忘れられるわけがない。あの匂いも、Tの顔も、全部覚えてる。
続き書く。
ばあちゃんの家は集落の一番奥にあって、裏手がすぐ山だった。 杉林がずっと続いてて、昼間でも薄暗い。沢の音だけがずっと聞こえてる、そういう場所。
俺とTが着いたのは8月の頭で、虫取りとか川遊びとか、まあ普通の田舎の夏休みを 過ごしてた。3日目くらいだったと思う。Tが言い出したんだ。
T「なあ、山の上の方に何かあるの知ってるか」 俺「何かって何」 T「祠。昨日じいちゃん家の裏から山見てたら、木の間に屋根みたいなの見えた」
俺は知らなかった。ばあちゃんに聞いたこともなかった。 でもTは中1で好奇心の塊みたいな奴だったから、行ってみようぜって言い出して。 俺は正直あんまり乗り気じゃなかった。山の中は暗いし、蛇も出るし。 でもTに「ビビってんの?」って言われたら、小3の俺は断れなかった。
9: 名無しさん 2009/07/19(日) 23:54:11
フラグ立ちすぎだろ 田舎の山の祠に子供だけで行くとか (((((( ;゜Д゜))))))
11: 名無しさん 2009/07/19(日) 23:55:44
1 ばあちゃんには内緒で行ったの?
13: 名無しさん@ばあちゃんの村 2009/07/20(月) 00:02:38
11 そう。ばあちゃんが畑に出てる間に抜け出した。
山に入ったのは昼の1時くらいだったと思う。真夏なのに杉林に入った途端、 空気がひんやりした。湿った土の匂い。苔の匂い。それと、なんか甘い匂いが 混じってた。線香みたいな、でもちょっと違う。腐った花みたいな甘さ。
道なんかない。Tが先に立って、木の根を掴みながら登っていく。 20分くらい登ったところで、Tが止まった。
T「あった」
杉の木が不自然に開けた場所に、石の祠があった。 大きさは犬小屋くらい。屋根は苔だらけで、正面に小さな扉がついてた。 扉の前に、皿が2枚置いてあった。水が入ってた。
つまり誰かが手入れしてるってこと。
でもそれより気になったのは、祠の周りに巻かれてた縄だった。 しめ縄じゃない。もっと雑な、荒縄みたいなやつ。 祠を囲むように、4本の杭を打って縄を張ってあった。 中に入るなってことだと、子供の俺でもわかった。
T「開けてみようぜ」 俺「やめろって。絶対ダメだろ」 T「ちょっと見るだけだって」
Tは縄をまたいで、祠の前にしゃがんだ。
15: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:04:55
おいおいおいおい
1 の従兄マジでやめろ
17: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:05:29
これ釣りだろ。展開がテンプレすぎる
18: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:06:01
17 黙って見とけ
20: 名無しさん@ばあちゃんの村 2009/07/20(月) 00:14:33
17 釣りだったらどんなに良かったか。
Tが祠の扉を開けた。木の扉で、錆びた金具がギギって鳴った。
中にあったのは、仏像だった。
でも普通の仏像じゃなかった。 観音様っぽい形なんだけど、顔が。 顔がなかった。
正確に言うと、顔の部分が削り取られてた。ノミか何かで、意図的に。 目も鼻も口もない。のっぺらぼうの観音像。 高さは30センチくらいで、木でできてた。黒ずんでて、ところどころ虫に食われてた。
それだけじゃない。像の足元に、髪の毛の束が置いてあった。 黒い髪。長い。ゴムで束ねてあって、何束も。5つか6つはあった。
Tが「うわ」って声を出して後ずさった。 俺はTの後ろにいたから直接は見てないんだけど、Tの反応で ヤバいものだってのは伝わった。
その時だった。 下の方から、ばあちゃんの声が聞こえた。
「お前ら何しとる!!!」
今まで聞いたことないような声だった。怒鳴り声っていうか、悲鳴に近い声。 ばあちゃんが山を登ってきてた。畑から戻って俺らがいないことに気づいて、 裏山に入ったのを見てたんだと思う。
ばあちゃんは祠のところまで来ると、俺らを引きずるように縄の外に出して、 祠の扉を閉めて、手を合わせて何か唱え始めた。般若心経じゃない。 聞いたことない文句だった。5分くらいずっと唱えてた。
俺もTも、黙って立ってることしかできなかった。
Photo by Nastia Petruk on Unsplash
23: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:17:42
((;゜Д゜))ガクガクブルブル 顔を削った仏像って聞いたことあるぞ。封じ込めの呪物じゃないか
25: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:19:08
髪の毛は供物か? それとも呪詛の材料? 民俗学的にはどっちもありえるんだよな (´・ω・`)
27: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:21:55
20 ばあちゃんが唱えてたの、ご真言かもしれない。 観音様系なら「おん あろりきゃ そわか」とかだけど、 地方の集落だと独自のものが伝わってる場合がある。 うちのばあちゃん(四国)も似たようなの唱えてたわ
29: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:23:11
1 ばあちゃんその後なんて言った?
31: 名無しさん@ばあちゃんの村 2009/07/20(月) 00:31:44
29 それがな。ばあちゃん、家に戻ってからしばらく口きかなかった。 俺もTも怖くて黙ってた。
夕飯の時になって、ばあちゃんがようやく喋った。
ばあちゃん「あれはカンノン様だ。見てはならんものだ」 T「何で? 観音様なら拝むもんじゃないの?」 ばあちゃん「あれは拝むもんじゃない。閉じ込めとくもんだ」
それ以上は何を聞いても答えてくれなかった。 「もう山に入るな。二度と行くな」とだけ言われた。
ばあちゃんの目が、ホントに怖かった。 優しいばあちゃんだったんだよ。いつも笑ってて、怒ったことなんかなかった。 その人があんな顔をしてるのが、仏像そのものより怖かった。
その夜、俺は布団に入っても全然眠れなくて。隣でTも起きてた。 夜中の2時くらいだったと思う。 縁側の方から、コトン、って音がした。
何かが落ちたような音。
Tが俺の腕を掴んだ。Tも聞いてた。 そのまま動かないでいたら、廊下をばあちゃんが歩く音がして、 縁側の戸を開ける音がして。 ばあちゃんが外に向かって何か言った。
「帰れ」
一言だけ。はっきり聞こえた。「帰れ」。 それからしばらく沈黙があって、ばあちゃんが戸を閉めて戻っていった。
翌朝、縁側の外に出てみたら、庭に皿が1枚落ちてた。割れてた。 ばあちゃんに聞いたら「猫だ」って言われた。 でもあの集落に猫はいなかった。
33: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:34:09
「帰れ」って誰に言ってんだよ… (((((( ;゜Д゜))))))
35: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:35:27
1 死亡フラグ立ちすぎ アレ完全に呪物だろ。顔削って封じてあるってことは中身がヤバいんだよ
37: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:37:48
マジレスすると地蔵や観音の首を落とす(顔を削る)のは 廃仏毀釈の時にもあったけど、封じの場合は意味が違う。 「見えなくする」→「見られないようにする」→「見たものを捕る」って 転じたパターンが東北の一部にあるって本で読んだ
38: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:38:55
37 (`・ω・´)シャキーン 詳しいな。何の本?
39: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:39:33
コトリバコ系の匂いがする
41: 名無しさん@ばあちゃんの村 2009/07/20(月) 00:48:22
37 ありがとう。そういう話なのか。 「見たものを捕る」って、それじゃ俺とTは…
続き書く。ここからが本題みたいなもんなんだけど。
翌日、ばあちゃんはYじいちゃんを家に呼んだ。 Yじいちゃんは集落で一番年上で、たぶん当時80過ぎてた。 杖をついて来て、ばあちゃんと居間で話し始めた。
俺とTは別の部屋にいろって言われたんだけど、 Tが襖に耳つけて聞いてた。俺もTに引っ張られて。
全部は聞き取れなかった。ばあちゃんが方言で早口で喋るから。 でも断片的に聞こえた言葉を覚えてる限り書く。
Yじいちゃん「……子どもらが見たんか」 ばあちゃん「扉まで開けた」 Yじいちゃん「(長い沈黙)……ソレは、まずいな」 ばあちゃん「どうすればいい。もう□□□は(聞き取れず)」 Yじいちゃん「髪は触ったか」 ばあちゃん「それはわからん」 Yじいちゃん「触っとらんければまだ大丈夫だ。 だが子どもらは早く帰した方がいい。盆前に帰せ」
その日の夕方、母親に電話がかかってきて、 俺とTは予定より1週間早く帰ることになった。 理由は「ばあちゃんの体調が悪くなった」。 でもばあちゃんは元気だった。飯も普通に作ってた。
帰る時、ばあちゃんが玄関先で俺の手を握って言った。
「いいか。カンノン様の話は誰にもするな。山の上に何があったかも言うな。 言ったら、カンノン様がお前を探しに来る」
Tにも同じことを言ってた。 Tは「わかった」って答えてたけど、車の中で俺にだけ小声で言った。
T「俺、髪触った」
頭が真っ白になった。
Photo by Egor Myznik on Unsplash
43: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:50:11
ちょ T触ったのかよ Σ(゜Д゜)
44: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:50:38
41 Tは今どうなってるんだ?
45: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:51:22
やめろやめろやめろ 保守
47: 名無しさん 2009/07/20(月) 00:52:09
これマトメサイトに乗るレベル
49: 名無しさん@ばあちゃんの村 2009/07/20(月) 01:04:55
44
Tは今も生きてる。普通に生活してる。結婚もした。 だから呪いがどうとかそういう派手な話にはならない。すまん。
ただ、Tに起きたことを書く。
あの夏から帰って半年くらい経った頃、Tの母親(俺の叔母)から うちの母親に電話があった。「Tが夜中に叫ぶようになった」と。 毎晩じゃないけど、月に2〜3回、寝てる時にいきなり叫ぶ。 起こすと「誰かが見てた」って言うらしい。 目が覚めた時には何も覚えてないこともあった。
それが中学の間ずっと続いた。高校に上がる頃には収まったらしいけど。 俺はTと何回かその話をしたことがある。大人になってから。 Tは「あの祠のせいだと思う」って言ってた。でも、それ以上のことは話したがらなかった。
一度だけ、酒が入った時にTが言ったことがある。
T「夢の中で、あの仏像が立ってるんだよ。布団の横に。 顔がないのに、こっちを見てるってわかるんだ。 それで、こっちに手を伸ばしてくる。手に髪の毛を持ってる。 『返せ』って聞こえる。声じゃなくて、頭の中に直接」
Tの手が震えてた。30過ぎた大人の手が。 俺は何も言えなかった。
📺 関連映像: 東北 山村 封じ仏 民俗学 怖い話 — YouTube で検索
51: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:07:33
(´;ω;`) Tさん…
それ祓えてないじゃん。高校で収まったんじゃなくて 慣れただけじゃないのか
53: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:09:18
49 ばあちゃんは結局カンノン様の正体を教えてくれなかったの?
55: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:10:44
マジレスすると「返せ」系は依代の一部を持ち出した時に起こるやつだ。 髪に触れた=縁ができたってことだろう。 コトリバコとは系統が違うけど、封じ物を開けたのはまずいのは同じ
57: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:12:01
1 の方は何もなかったの? 見ただけなら大丈夫なのか?
59: 名無しさん@ばあちゃんの村 2009/07/20(月) 01:22:38
53 ばあちゃんは去年亡くなるまで、一度もカンノン様の正体を教えてくれなかった。 俺が大人になってから何度か聞いたけど、聞くたびに 「その話はするな」って遮られた。目が本気だった。
ばあちゃんの葬式の時、Yじいちゃん(まだ生きてた。97歳)に 思い切って聞いた。
俺「あの山の祠のカンノン様は、何なんですか」
Yじいちゃんはしばらく黙ってた。周りに人がいないのを確認してから、 こう言った。
Yじいちゃん「あれは仏さんじゃない。仏さんの形をした、別のもんだ」 俺「別のものって」 Yじいちゃん「昔、この村で死んだ人間がおる。死に方が悪かった。 成仏できんで暴れた。それを収めるために作ったのがアレだ。 顔を削ったのは、アレがこっちを見れんようにするためだ。 髪はな。村の女衆が自分の髪を切って供えた。 アレが寂しがらんように。アレの気を逸らすために」
俺「じゃあ髪に触ったら」 Yじいちゃん「……触ったもんがおるんか」 俺「従兄が」
Yじいちゃんの顔色が変わった。 「お前の従兄は、今どうしとる」って聞かれた。 普通に生活してます、って答えたら、Yじいちゃんは少し安心したような顔をして。
Yじいちゃん「16年も経って何もないなら、大丈夫だろう。 だがな。あの祠には二度と近づくな。お前も、従兄も。 それと、村の者以外にこの話はするな」
……って言われたけど、ばあちゃんはもう死んだし、Yじいちゃんもいつまでもつか。 村自体がなくなりかけてる。このまま誰も知らないままでいいのかって、 ずっと考えてた。
61: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:25:02
59 「仏さんの形をした別のもん」 完全に封じ物じゃないか。ヤバすぎる
63: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:26:44
57 に対する答えがないな。>>1 自身は何かあったのか?
65: 名無しさん@ばあちゃんの村 2009/07/20(月) 01:33:18
57 >>63 すまん、書き忘れてた。
俺自身は、Tみたいな夢は見てない。叫ぶこともなかった。 ただ、一つだけ。
あれから毎年、盆の時期になると、左の耳だけ耳鳴りがする。 低い音。ブーンっていう、お経のような振動。 3日間くらい続いて、盆が終わると消える。 耳鼻科に行ったこともあるけど異常なし。
これがカンノン様のせいかどうかはわからない。 わからないけど、93年以前にはなかった。
あと、これは偶然かもしれないけど。 去年ばあちゃんが亡くなった日、俺の耳鳴りが止まった。 ちょうど盆の3日目だった。それ以来、一度も鳴ってない。
ばあちゃんが何かをしてくれてたのか。 それとも、ばあちゃんが亡くなったことで何かが変わったのか。 ワカラン。
67: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:35:55
鳥肌立った ばあちゃんが生きてる間は耳鳴りが続いてて、 ばあちゃんが死んだら止まったって それ守ってくれてたんじゃなくて、ばあちゃん経由で繋がってたってことでは…
69: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:37:22
(´・ω・`) >>1 お祓い行った方がいい。マジで
71: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:38:48
これ釣りだったら逆にすげえよ。構成が上手い でも釣りじゃない気がする
73: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:40:09
65 「ばあちゃんが亡くなった日に耳鳴りが止まった」 これ一番怖いわ。何がどうなってそうなるんだ
75: 名無しさん@ばあちゃんの村 2009/07/20(月) 01:48:33
皆ありがとう。こんなに反応もらえると思ってなかった。
Tにはこのスレのこと言ってない。言うつもりもない。 あいつはあいつで折り合いつけて生きてるから。
最後に一つだけ。 ばあちゃんの遺品を整理してた時、仏壇の引き出しの奥から 紙の束が出てきた。半紙に筆で書いてあって、 文字なのか記号なのか俺には読めなかった。 母親に見せたら「捨てなさい」って言われた。 母親も知ってるんだと思う。カンノン様のこと。 でも俺には絶対に話さない。
紙は、結局燃やした。あれが何だったのかも、もうわからない。
耳鳴りは今年の盆にまた来るかもしれない。来ないかもしれない。 来たら、またここに書きにくるかも。
長文すまんかった。読んでくれた人、ありがとう。
77: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:50:22
1 乙。マジで乙。 今年の盆が気になる。来たら絶対書いてくれ
78: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:51:08
dat 落ちする前に保存した
80: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:52:44
75 紙を燃やしたのが正解だったのか間違いだったのか 誰にもわからんな… (´・ω・`) >>1 無事を祈る
82: 名無しさん 2009/07/20(月) 01:55:33
保守 sage
1 が今年の盆に戻ってくることを待ってる
もっとこの手の話を深く知りたい人のために、スレ内でも話題に出てた民俗学系の本をいくつか挙げておく。村の禁忌や封じ仏の背景を知ると、>>1 の体験がまた違って見えるかもしれない。
『遠野物語』(柳田國男、岩波文庫)。東北の山村に伝わる怪異譚の原典。カンノン様のような「村で隠されている存在」の空気感が詰まっている。『日本の民俗信仰』(宮田登、講談社学術文庫)は仏像や神体に何が宿るのか、民俗学の立場から丁寧に解説した一冊。封じ仏や呪物の文脈を理解するなら必読。『禁忌習俗事典』(柳田國男、河出文庫)はタブーの体系を辞典形式でまとめたもので、「なぜ見てはいけないのか」「なぜ触れてはいけないのか」の根拠が見えてくる。『現代民話考』(松谷みよ子、ちくま文庫)は戦後の日本各地から採集された実話怪談を分類した労作で、今回のような「集落の秘密」に通じる話がいくつも収録されている。
本記事は世界各地の伝承・都市伝説・公開報道を編集したものです。個別の事象が超常現象であると主張するものではなく、文化史的な記録としてお読みください。心霊スポットへの無断侵入は法的トラブルの原因になります。立入禁止表示には必ず従ってください。
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遠野物語
柳田國男 / 岩波文庫
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日本の民俗信仰
宮田登 / 講談社学術文庫
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禁忌習俗事典
柳田國男 / 河出文庫
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現代民話考
松谷みよ子 / ちくま文庫
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